【地震への備え①家の中編】ケガをしないで生き残るために備える事7つ【巨大地震注意】

日常の事

こんにちは、Zukkaです。

2024.8.8の16:43頃、日向灘を震源とする最大震度6弱、マグニチュード7.1の地震がありました。津波注意報が出され、その後気象庁が「南海トラフ地震臨時情報・巨大地震注意」を発表しました。
そして翌日2024.8.9の19:57頃、神奈川県西部を震源とする最大震度5弱の地震がありました。

この度の地震で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

昨日の今日だったので「南海トラフ地震か!?」とドキッとした方もたくさんいらっしゃると思います。私も少しドキッとしました。
私は東日本大震災で被災しています。沿岸ではなく津波の被害は受けなかった場所ですが、地震の被害はそれなりに酷かったですし、13年以上経った今でも思い出すととても怖いです。

地震が起きた後に避難するための備えはもちろん大事ですが、避難をするためには「ケガをしないで生き残る事」が1番大事です。
今回は「家で被災した時、ケガ無く生き残って避難する」ためにやっておいた方が良い事を書いていきます。

「自宅で備えておきたい事」7つ

家の中にいる時に大きな地震が起きた場合は、家じゅうの物が凶器となります。
東日本大震災の時は、3つの地震が連続で襲って来たため、3分以上大きく揺れ続けました。揺れは1方向だけでなく、ぐるんぐるん回されているようでした。
結果、「自分が知っている大きな地震」では考えられないくらい、家の中は酷い状態となりました。
2階以上に住んでいる場合、実際の震度よりかなり揺れは大きくなります。

家具を固定する

特に背の高い家具や大きめの家具や家電は、転倒防止のため「L型金具」や「ツッパリ棒」などで壁や柱や天井に固定しましょう。
そこまでできないという場合は、家具の下にストッパーとして5ミリ程度の板などを咬ませるだけでもだいぶ揺れに強くなります。

キャスターが付いている椅子や棚などは、揺れが大きいと勝手に移動してしまい、当たってケガをしたり避難の邪魔になってしまうので、ロックしておきましょう。

家具や物の配置を確認する

部屋のドア付近や寝ている場所に、倒れる可能性のある家具や家電などは置かないようにしましょう。

寝ている間に家具の下敷きになったり、ドアがふさがれると避難できなくなってしまいます。

家電を固定する

揺れが大きいと、TVや電子レンジなどの重い家電も普通に飛んできますので、きちんと固定しておきましょう。

粘着式の耐震マットはかなり有効なのでおすすめです。耐震マットは百均などでも販売されています。

扉にチャイルドロック

食器棚キッチンの上の方にある棚の扉冷蔵庫のドアストッカーの扉などは、揺れが大きいと全て開いてしまい中のものが飛び出してしまいます。特に頭より上にある扉は危険ですチャイルドロックやベビーガードで開かないようにしておきましょう。

取っ手が付いている扉は取っ手を紐で結んでおくだけでも開きにくくなります。

とにかく上の方には物は置かない

揺れが大きい場合、腰のあたりより上に置いてある物はほぼ吹っ飛んできます。「落ちる」のではなく「飛んで」きます

小さな物や軽い物でも当たればケガをしますので、上の方においてある物はとにかく降ろしてまとめて仕舞っておきましょう。大切な物ならなおさらです。

ガラスの飛散対策

食器棚やボードのガラス扉には飛散防止のシートを張っておきましょう。割れたガラスでケガをしてしまう場合が多いです。

特に夜間は停電になると足元が見えなくなってしまうので、窓ガラスはカーテンを閉めるなどして飛散を防ぎましょう。

その他身の回りの事色々

・普段使用しているスマホや、モバイルバッテリーなどの充電をなるべく100%にしておく。
・夜間に地震が起きた場合を考えてベッドの近くにスリッパやスニーカーなどを置いておく。
・枕元にスマホ、電池式のライト、ラジオなどを置いておく。
・羽織れるものをベッドの近くか玄関先に置いておく。
・家族、親戚、友人などと、連絡方法や集合場所などを決めておく。

まとめ

家の中で備えておきたいことを7つ紹介しました。
東日本大震災の時に、やっておいて良かった事やっておけば良かったと後悔したのでその後始めた事を書き出してみました。

南海トラフでなくても、日本のどこに住んでいても、いつ大きな地震が来るかなんて誰にも分かりません

避難をする前にけがをしてしまったり、家具や家電や、落ちてきた物が邪魔になって避難できなくなるような事が無いように日頃から意識して、いざという時に慌てずに安全に行動できるように備えておきましょうね。

私が非常時のために備えている「防災グッズ」や「非常食」などを紹介した記事はこちらです。